認知症の利用者様のみを対象とした専門的なケアを提供するサービスで、一般的のデイサービスとは異なります。
認知症の利用者様が家庭的な落ちついた雰囲気の中に通いながら、入浴や食事などの日常生活の支援や生活機能向上の為の機能訓練及び認知症介護根幹であるケアサービスを取り入れています。

おもな認知症の種類
アルツハイマー型認知症 軽度の人格障害から徘徊、睡眠障害、もの忘れ記銘や記憶力低下
脳血管性認知症 歩行障害、ろれつ、尿失禁等の感情障害、脳卒中後の後遺症
レビー小体型認知症 幻覚・妄想・うつ・自立神経障害、パーキンソン症状
ピック病認知症 人格変化、情緒障害、粗暴等の人格障害・滞続言語
アルコール性認知症 字のごとく後遺症
その他 加齢によるもの・季節の変化・家族環境の変化等々。
夕暮れ症候群、サザエさん症候群にちかいもの等々。
  • 進行状況により病状の変化もあります。
  • アルツハイマーやレビー小体型認知症等は親戚関係にあり、その判断は難しいです。
アルツハイマー型と脳血管性痴呆の比較
アルツハイマー型 脳血管性痴呆
発症年齢・性差 70歳以上、男性 < 女性 60~70歳、男性 > 女性
発症と経過 緩徐に発症し、進行性
症状は、固定傾向
急性の発症で段階的に憎悪
よくなったり悪くなったりする
症状 全般性の痴呆で高度
初期に記銘・記憶障害が目立ち外界に対する注意力が低下する多幸・抑うつ・妄想・急性錯乱・徘徊・独語・無意味な多動・濫集などが認められる
まだら痴呆で、度合いは軽度である
初期に頭痛・めまい・しびれ・外界に対する注意力は保たれる感情失禁・うつ状態・せん妄が認められる
人格障害 初期に著明に障害される 末期まで保たれている
病識 早期に障害される 末期まで保たれている
介護のポイント なじみの人間関係 残された能力を引き出す
合併身体疾患 なし 高血圧、糖尿病、心疾患、動脈硬化症、腎硬化症
神経症状 早期には出現せず 片麻痺、パーキンソニズム、仮性球マヒ(嚥下、構音障害)、歩行失調
画像診断所見 局在所見欠く対称性、全般性脳萎縮(脳溝開大+脳室拡大) 多発性脳梗塞(多発梗塞性痴呆)脳室拡大
もの忘れの違い
良性老人のもの忘れ 悪性健忘
病的有無 生理的で加齢に伴うもの 病的で痴呆疾患にみられる
記憶・記銘障害 記銘力低下が主 記銘力低下とともに想起障害がみられる
病識 自分で物忘れを認めて努力する、探し物は多い 自分で物忘れを認めず、探そうとしないで誰かが盗ったといったりする
見当識 日・時・場所が分からなくなることはない 日・時・場所が分からなくなる
作話 なし 作話、言い訳をする
学習能力 学習能力は保持されている 学習能力著しく障害されている
日常生活 日常生活に明らかな支障はない 日常生活に明らかな支障をきたす
進行 きわめて徐々に進行 進行が早い